私が仕事を辞めた日のこと②メンタル崩壊

①に引き続き・・・

2020日本にコロナがやってきた。

病院はコロナ対応の地元では大きな病院。

人員配置の関係で赤ちゃんとママのケアではなく、おばあちゃんのお世話が中心。

看護師である以上仕方ないことなのだけど割り切るにはしんどかった。

 

なによりコロナ禍で医療従事者なんだからと休日の外出を制限されたり、

コロナへの罹患なんてありえないですから!という病院の

プレッシャーが半端なかった💦

親が医療従事者だからと、保育園から「長男くんを預けないで下さい!」

と言われてしまっていたっけな。

じゃあ私は働くなというのかい?

今思うと無茶なことを言われていたなと思うけど、

当時は未知のウイルスにみんながバタバタしていたのは事実だった。

 

 

その頃長男くんの発達障害が具体的なものになった。

それは小学生に上がるための準備が始まったから。

支援級に入るか、普通級か・・・。

年中の頃から考えてはいたけど

そのうちみんなと同じことができるようになる

そう思っていたから、現実味を増してしまった。

 

そんな長男くんも少しずつ成長していた。

こだわりが強く自分の意思が曲げられない、

マイぺース、頑固なところが困り事ではあった。

 

小学生になる準備で先生たちとたくさん話したが

出来ない事ばかりがクローズアップされる日々に

母親として否定されているようでなんだか虚しくなった。

良い所もたくさんあるのにな・・・。

 

ある時から

「逃げ出せたら楽になるかな・・・」

「車でトラックに突っ込んでみようか・・・」

仕事の帰り道の運転中、何度もそう思うようになってしまった。

 

仕事は相変わらずの毎日を繰り返し、半年が経った頃・・・

夜は寝付けず、寝ても夜中に目が覚める毎日。

そのせいで朝起きれなくなるという体の不調を感じるようになった。

毎朝ものすごい力で布団に引きつけられる感覚で

なんとか身体を起こしても、仕事に行くことを考えると自然と涙が溢れてきた。

 

そんな日が一ヶ月くらい続いた頃、仕事中にも自然と涙が溢れてきた。

身体と精神が悲鳴をあげたのだ。

ある出来事をきっかけに張りつめていた糸がプツンと切れた。

すべてから逃げ出したくなり、涙が抑えられなくなってしまった。

 

その日は上司に帰りなさいと言われ帰宅した。

 

家に帰る前、休みで家にいたパパに電話をした。

いい歳の大人が珍しく泣いている様子に

ただ事ではないと感じたようで、すぐに帰って来なと一言。

 

次の日から仕事に行けなくなった。

パパは「もう行かなくていいよ」と言ってくれた。

パパは常日頃から

「そんな頑張らなくてもよくない?

ママが辞めても仕事は回るけど、家にはママ一人しかいないよ」

と言ってくれていた。

今思うとその通りですね。

 

でもその度に

「みんなコロナだけど頑張ってるし、辞められないよ」

そう言い張ってしまった結果、心を病むまで頑張ってしまっていたのだと思う。

 

少し休暇をとったが復帰できず3ヶ月後に仕事を辞めた。

 

辞めて約3年が経った今、後悔はしていない。

精神的に安定したこと、何より子供との時間が私には必要だった。

長男くんと向き合う時間が必要だった。

 

仕事が大変なのは皆同じ。

そんな中で必死で頑張っているママもたくさんいると思う。

それは強く、素晴らしい事。

でも長男くんと次男くんの母は私しかいない。

無理を続けて死ぬよりか、潔く身を引いて正解だったと

今は思えるようになった。

 

またいつか復帰するその時までは

目一杯子供との時間を過ごしてやる!と

考えている今の母です!

 

いつか

〜母メンタル崩壊時のパパの行動編〜を

書きたいなと思ってます。

 

つたないメモを読んでいただき感謝です。<m(__)m>✨