私が仕事を辞めた日のこと①

こんにちは(^^

先日、スマホのメモ帳に乱雑に書き留められていたメモを発見!

それは私が仕事を辞めた日のこと。

これは私の人生の中で一番といってもいいほど

心に変化があったタイミングだったと思う。

やっと客観的に自分を見つめられるようになったので

ここで記録に残しておいたらいいかなと思い立ったのです。

 

 

私は地元の病院で看護師として数年働き

助産師になりたくて資格を取り別の病院へ転職した。

 

赤ちゃんやママと関わる仕事で大変だけど幸せな時間だった。

出産は予想以上に壮絶で幸せな瞬間だけではなかった。

流産、死産、中絶・・・

そんな現場でも葛藤しながらもやりがいを感じていた。

 

ある年、そんな私も子供を生んだ。

よく飲んでぶくぶくと大きくなった男の子、それが長男くん!

1年で当然のように育休から明け、日々仕事と育児に明け暮れた。

定時まで患者さんと向き合い、その後事務作業、記録処理という

仕事が待っているので、残業は当たり前だった。

 

そんな毎日を過ごして2年とちょっと

息子に発達障害の兆候がみられはじめた。

 

じっとしているのが苦手

切り替えが苦手

集団での指示が通りにくい

これが保育園での困りごとだった。

 

この頃からタイミングもよく

すぐに療育へ通い始めることになった。

通い始めたと言っても診断は"疑い"だったので

「まさかこの子が」「少し個性が強いだけだろう」

父も母もそう思っていた。

 

保育園では毎日、”長男くんができなかったこと”を先生から聞いた。

子供が友達にしてはいけないことをしたり

みんなと同じことができないことに対して

謝る日々が続いていた。

延長保育が多く、先生や長男くんとゆっくり話す時間はなく

園での様子は断片的で、家に帰り、夜ご飯を食べ、寝るという生活だった。

 

 

夜勤、残業の毎日でとにかく忙しく過ごしていた。

パパも同業者なので休みはバラバラ、夜勤もあり

家族みんなで揃う休日は殆どなかった。

きょうだいも欲しいな・・・基礎体温を測って、タイミングを図って、

なんて・・・

この生活でそんな時間もタイミングも存在しなかった。

 

色々なことに毎日追われ、生き急いでいたのだろうか?

と今では思うくらいだ。

 

そのあたりで日本にコロナがやってきた。

 

メンタル崩壊へのカウントダウン始まる・・・。